建築家をめざして

建築家として独立を目指す。建築について興味ある内容、一級建築士(初年度合格)の勉強方法等を綴ります。

合格へラストスパート!!最後に重要な三か条 ②

今からでも間に合う!合格を手繰り寄せる三か条

 その1.恐るな!正解はひとつじゃない!

 その2.慣れるな!ミスを減らそう!

 その3.落ち着こう!難しい時はみんな難しい

 

今日はその2です。

 

その2:ミスを減らそう!課題になれるな!

何を今更当然だろ。と思っているあなた。

そんな方こそもう一度思い直して欲しいです。

皆さん資格学校ですでに大量の問題を解いてきたと思います。

それなりに自信を持って残りの一週間に向かっていると思います。

 

前回の投稿にも通じるところがありますが、

本試験と資格学校の課題は違うということです。

資格学校は課題が出て対策を行います。

徐々に今年の傾向に合わせて作り込まれていきます。SやNなど各学校によって作りかたにも違いがあります。

それに対して、本試験課題はじっくりと時間をかけ作成しています。

各学院の課題も見つつ最終的な課題が決定されます。

 

本試験当日、問題を表にした時、ぱっと見はいつもの問題・答案用紙と同じに見えますが細かいところがかなり違います!

 

その1つ1つを見落とさない正確な人が合格に近づきます。

落ち着いて、いつもよりもじっくり問題を読んでください。

 

例えば、、、

1.面積の取り方

私の時はEVホールを除くこと。とありました。

私は間違えたと思います。

 

2.解答用紙の配置

本番では、答案用紙に敷地境界、各階平面図の位置が指定されておりました。

いつもと違うレイアウトでやりにくかったことを覚えています。

 

3.要求書室の名称

名称が違ったりすると、ついついいつもの課題の名称を書いてしまうことがあります。

 

いつもの課題をたくさんやっている人こそ

癖でいつもの課題のやり方で取り組んでしまうことがあるのです。

本試験は本試験、初回のつもりで全てリセットし

丁寧に取り組むことが重要です。

 

一番大事なのは正しいエスキスを実行することです。

正確に要求を理解してエスキスに向かう!

そこを最重要視してください。

 

そのためには、最も重要なのは

課題文の読み込みです。

 

一年に一回しかない大切な試験だからこそ

読み込みの時間をかけてください。

本試験では浮き足立ちます。

慌てて先に進むよりも、結果的に手戻りが少なくなります。

そういうスケジュールをくみたててください。

 

 

 

私は常に以下のように解くようにしていました。

全6.5H

30分:読み込み←一般より多い

2時間:エスキス

1時間:記述

2時間50分:製図

10分:チェック

 

ただ本試験では以下のようになってしまいました。

やはり本番は思うようにはいきません。

 

35分      慎重に読み込んだ

2時間10分  エスキス時間かかった

45分    急いで書いた

2時間50分  最後少し終わらない

10分    チェックしながら追記追記。

 

製図の時間が足りなくなるのでは…?

必ず取り戻せます。

また、間違えた図面を書き切る。よりも

終わってなくても課題に対して正しいエスキスが受かります。

 

多くの受験生は

早く早く製図!製図

と言う人がほとんどです。

  

資格教室には、

2時間でちょっとで製図始める人もいたと思います。

確かに早くて綺麗な図面でしたが

その図面はエスキスが足りなく、プランが微妙な点も多々ありました。

 

でもそれは、本質ではありません

製図速記試験ではないのです。

じっくり練りこまれた間違いのない計画案が受かります。

 

最後に私が心がけた確実に忘れないチェックリスト法

をお伝えします。

 

今からでも使えます。

ただ単に、

問題を読み込む際、とても重要な点・いつもと違う点などなどを

エスキス用紙の右上に四角二つとともに書きます。

それをエスキス終わりと最終チェック時点でダブルチェックするだけです。

どうしても問題用紙だけでのチェックだと見落としが発生します。

 

・ダブルチェック法

例えば

□□ a室からb室へ行けること

□□ 〇〇室…公園側へのアクセスに配慮

等のエスキスの肝になる点を書き出します

 

また、私はいつも忘れてしまう点も書いていました。

□□ ps

□□ 多目的トイレ

 

読み込みに時間をかけ、ダブルチェックを行うことにより限りなくミスを減らせると思います。

 

なんどでも言います

一番大事なことはミスを減らすこと!!

 

一年に一回の大切な試験だからこそ、

ケアレスミスで自滅してしまうなんて悲しくありませんか?

 

これから一週間は課題を説くことも重要ですが

今までの全ての努力が、全て使い切れる準備をこころがけてください。

 

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