合格へラストスパート!!最後に重要な三か条 ①
どうもお久しぶりです。
ずいぶん期間が空いてしまいました。。。
最終投稿から2年半。。。
私はアトリエ設計事務所に転職し忙殺され滞ってておりました。反省。
さて夏も過ぎ、一級建築士製図の時期だなあと思い。
今からでも間に合う!合格を手繰り寄せる三箇条をお伝えしたいと思います。
今からでも間に合う!合格を手繰り寄せる三か条
その1.恐るな!正解はひとつじゃない!
その2.慣れるな!ミスを減らそう!
その3.落ち着こう!難しい時はみんな難しい
今日は、その1をお伝えしたいと思います。
その1.恐るな!正解はひとつじゃない!勉強時間の確保
私がこのポイントに気付いたのは、合格した後でした。
私は製図一発合格の後、友人・後輩の相談で三、四年分の問題に触れています。
そこで感じた本試験と製図学校の大きな考え方のズレとは、、、
『資格学院での指導方法は毎回1つの課題に対して1つの解答での勉強・解説をするため、どうしても正解への道は一本道のような教育を受けさせられる。』ということです。
私の実際の印象では、本試験では必ず2または3パターンどれも一長一短のエスキス案が完成します。
私は本番この選択肢を選ぶのにかなりの時間を費やしました。
結果としてはどちらでも正しい合格への道はあったと思います。
つまり本試験の本質は
・課題要求対してどう答えたか→プラン配置・図面表現
・その設計意図→記述分・図面注記
この2つの要素のつじつまがあっていれば必ず合格できます。
手書きフリーハンドでも、
製図が下手でも、
製図が完全に終わっていなくても、
合格できます。そういう人々を見てきました。
ネットが普及し、
・ミニコマエスキス方
・4x6グリット法
・2.5時間製図法
色々な胡散臭い方法論等が存在しています。
2年目3年目の人々は情報調査時間が多いためか、
これらの無駄な情報に翻弄され、本当に本試験に重要な本質に気づいていない人が多々見受けられます。
これらは全部ただのプロセスであって
これを極めたところで合格の助けになれど絶対に受かりません。
また掲示板サイトには、試験後に
・〇〇やったら一発アウト説
・エントランス右はアウト
・ワンスパンなんちゃらプランはアウト
…etc
アマタの情報が溢れかえります。笑
これは毎年の恒例イベントなので、楽しんでみてもいいかもしれません。
もう一度、私が強く言いたいのは
『図面と記述が一致していること。それが問題に正しく答えていること』です。
つまり試験問題は曖昧なニュアンスがとても多いのです。
例1:『エントランスを右に置け』
→これならば簡単ですがこのようには聞いてくれません。
『エントランスは人通りに配慮しなさい』
→本試験はこのように聞いてきます。
この場合、どこを人通りと取るか???
商店街?道路?
敷地2面に絞れたが、どちらか迷うことがあると思います。
正解は、
自分が問題を読み込み
この面が人通りが多いため、ここにエントランスを配置した。
で絶対に大丈夫です。
また、エスキスがてきした面にどうしても来ない場合は
サブエントランスを作ったって減点にはなったとて絶対に間違いとは言い切れません。
例2 :『エントランスホールの採光に配慮しなさい』
→直射日光だと南面に配置しないと??
実は、私は本試験で引っかかりました。
採光についてはイコール直射日光ではありません。
なので、必ず南面配置でなくてもよく、
間接光で北側トップライト、ハイサイドライトという設計は、この問いに正しく答えています。
このようなどちらとも取れる要求諸室が複雑に絡み合い
2、3パターンのエスキスプランが生まれ、受験者を惑わせます。
その時忘れてはいけないのは、
これらの問いに対して、どちらかが必ず間違いというわけではないということです。
資格学院での問題・解答は本試験ほど質が高くないため、
割と一本道のエスキスで解けてしまいます。
そのため本番で戸惑うのです。
エスキスで迷った時はとにかく落ち着いて、
自分が普段よく使う、マンション、オフィス、学校等がどのような構成になっているか思い出して下さい
街にはたくさんの建物があります。
建物の正解が1つだけなんてことあり得ません。
そんな課題を出したら出した方が笑われてしまいます。
今からでも間に合う!合格を手繰り寄せる三箇条のその1でした。