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建築家をめざして

建築家として独立を目指す。建築について興味ある内容、一級建築士(初年度合格)の勉強方法等を綴ります。

【旅。建築見学】愛媛建築旅行1日目その② しまなみ海道 大山祇神社、亀老山展望公園

遅くなりました。愛媛建築旅行その②です。

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しまなみ海道大三島には伊東建築の他にも、大山祇(おおやまづみ)神社という瀬戸内きってのパワースポットがあります。

 

594年に建てられたというこの神社には、

境内のいたるところに樹齢2000年以上のクスノキの樹木が佇んでいます。

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 鳥居、門から拝殿への参拝の軸線上に神木が立っているのは、神社の中では珍しいように感じます。

 

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拝殿 国の重文 1927年 再建

屋根:切妻檜皮葺 平入 

 

ご神木脇に佇む、十七神社は愛媛県指定有形文化財に指定されている。 

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長棟造り諸山積神社に十六社が接続する形をとる。社殿は永和4年(1378年)の再建。

架構がシンプルで、柱の連続がダイレクトに感じることができる。

 

 

しまなみ海道 大島に移動。

隈研吾設計の亀老山展望公園(1994)

シークエンス体験に設計者の工夫が感じられたため、

順路に沿って紹介します。

 

 

f:id:su-arch:20170130004454j:plainアプローチは地面の裂け目から侵入する。

縦横比の関係から地面に潜る印象。この場所の地力を感じる。

 

 

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天空へと伸びる階段。まだ景色は感じられない。

焦らされる印象。期待が膨らむ。。。

 

 

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徐々に水平線→瀬戸内海→海岸線を確認。

空の青。瀬戸内海のエメラルドグリーン。

 

 

f:id:su-arch:20170130004521j:plain振り返ると全体の構成を感じることができる。

山を割った中に谷とデッキが巡る構成。

この建築では、人の動線と演出する風景の場面展開のうまさが感じられる。

静かな山の谷間から、想像力を膨らませ空へと続く階段を上ると、

眼下に広がるしまなみ街道、水平線が広がる。

 

一箇所に固まらず、道を歩きながら様々な方向を味わうことができる。

展望台ではなく、自然を感じる装置のような印象であった。 

 

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所々、凹型の谷から山の外側へと飛び出す場所がある。

RCの地中と山肌の自然を行き来する不思議な空間を体験できる。

 

 

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最後にたどり着くこの場所にはオブジェのようなベンチ以外何もない。

 

隈研吾氏は、以前は平地の展望台があったこの場所に、『負ける建築』として地中に埋め込む建築を提案した。

実際に訪れてみて、自然・土地のエナジーを感じることのできる環境装置としての効果を感じることができた。

 

1日目は道後温泉に立ち寄り、終了。

 

2日目は

旅最大の目的、臥龍山荘です。

ではまた。

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